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永久機関について [その他]

本日は、日記としてはヘンな話題かな。。。

昼休みに、調べ物のため機械系メーカーのHPを閲覧していた際、
どういうわけか「永久機関」という単語に出くわしました。
「永久機関」…何という甘美な響き(爆)。僕が子供の頃に、
「学研の科学」やらその手の雑誌に掲載されていて、とても興味
が湧いたことが思い出されます。摩訶不思議なカラクリの図が、
いかにも永久に運動を続けそうなように描かれており、子供心
にも「何と胡散臭い…」と思いつつも喜んで見ていたものです。

「永久機関」…外部からエネルギーの供給を受けることなく
永久に運動をし続け、かつ外部に対して仕事をし得る機関の
ことであります。歴史を紐解くと、最もポピュラーな「重力を
利用するもの」のみならず、「磁石を利用するもの」「水の
浮力を利用するもの」、はたまた「毛細管現象を利用するもの」
…などなど、実に様々なバリエーションが歴史の狭間で発明
(?)されていた模様です。

熱力学第一法則、熱力学第二法則を勉強した人にとっては、永久
機関が成立し得ないことは至極当然の知識となっています。
しかしながら現在でもなお永久機関の研究をしている研究者
(マッドサイエンティスト?)の方が大勢居るとのことです。
ちなみに日本では「永久機関」と名の付く特許は一件も成立
していませんし、今後もするはずもありません。

「永久機関」は疑似科学、空想科学に分類されているようです
が、僕としてはその研究過程で出されたアイディアの面白さや
楽しさは評価に値するものだと考えています。永久機関の画は
どれも胡散臭く、かつ夢に満ちているではありませんか。。。

・永久機関はWikipediaにも詳しく掲載されています
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E4%B9%85%E6%A9%9F%E9%96%A2

モノ作りに従事する者として、ちょっとばかりインスピレー
ションに感じるものがあったトピックスでした。


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