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天体望遠鏡キット [物造り]

この週末に清里に家族旅行に出掛けます。運が良ければ高原なら
ではの綺麗な星空が見えると考え、天体望遠鏡を購入しました。
とは言え、本格的なものは予算上苦しいので、安価なキットを
購入しました。最近宇宙に興味があるMy息子に買ってあげる
…という名目で。

購入した製品は「コルキットスピカ」。2千円そこそこながら、
屈折式口径40mm、倍率はx35です。天体ファンにとっては少々
物足りないスペックかもしれませんが、この値段にしては上々と
言えるでしょう。また、いきなり高倍率では、小学生低学年には
狙いの星を捉えることは難しいので、丁度良い倍率であると判断
しました。

ちょっと回想ですが、自分が小学生高学年の時、親に天体望遠鏡
を買ってもらいました。折りしもハレー彗星が地球に接近すると
いう1986年2月を前にした天体ブームの頃のことです。天体望遠鏡
を買ってもらい、嬉しくて毎日ベランダで星や月を観測していた
ことが懐かしく思い出されます。

口径は覚えていませんが、50倍の接眼レンズとx3のバローレンズ
が備えられており、月のクレータや土星の環などがハッキリと
見られたことを覚えています。今では珍しいですが、サングラス
も備えられており、太陽も直視できました。太陽黒点観測もして
いました。

当時、残念ながらハレー彗星は塵の一粒ほどにしか見られません
でしたが、この天体望遠鏡で星や星座に少し詳しくなれたことは
僕の貴重な財産でした。夜空を見上げた時に実に様々なことが
わかるようになったことは、その後の人生を少し豊かにして
くれたと思います。自分の子供にも、同じようにしてあげたい
という思いがちょっとあるのかも。親バカのエゴが多分に入って
いることは否定しません。まあ、押し付けにならない程度に。

本日朝早く、6:00頃に起床し、My息子と一緒にこのキットを組み
立てました。やはり組み立てモノにはMy息子も食い付いてきま
すね。夢中で作業していました。小学生低学年には難しい箇所が
沢山ありますので、多くを大人が手伝うわけですが。1時間ほど
で無事に完成。部屋の中で 遠くのものが近くに見えるところ
まで確認しました。

・工作もまた楽しいものです。
DSC08746[1].jpg

で、僕はそのまま出社したわけですが、日中に迂闊に太陽でも
覗かれたら惨事ですので、とりあえずレンズは外して子供の手の
届かない場所に保管しました。夜に帰宅後、試し見ということ
で、家の部屋の中から見えた月を観測してみました。おおっ、
なかなか良く見えるではありませんか。x35侮りがたし。My息子
も、月のクレーターを観て「うさぎさんとは違って見える」と
喜んで何度も観ていました。

・家の部屋からもクッキリハッキリと月が観測できました。
DSC08750[1].jpg

本番はこの週末の清里での使用です。うまく観測できると良い
のですが。


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