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銚子電鉄サイクリング/各駅巡り編 [サイクリング]

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前回の「BBBase乗車編」からの続きとなります。

銚子電鉄の【CD01】銚子駅のプラットホームはJRのプラット
ホームの延長上にあります。JRの改札から入り、左に進んで
いくと、プラットホーム上に駅舎のような形をした建造物が
あり、その先が銚子電鉄乗り場となっています。

【CD01】銚子駅
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・右奥に行くの雑草茂る線路が、銚子電鉄の本線です。
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時刻は10:50、銚子電鉄各駅巡りのサイクリングのスタートです。
K分君(トレンクル)、My息子(BD-1)、僕(トレンクル)の3人で
快調に走り出しました。少し走ると、ほどなく近隣の醤油工場の
醤油の香りが漂ってきて、【CD02】仲ノ町駅 に到着です。
なかなか雰囲気の良い、昔ながらの木造の駅舎です。

【CD02】仲ノ町駅
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駅舎には銚子電鉄の社屋も併設されており、もの凄いレトロ感が
漂っていました。硬券の入場券を購入し、改札内に入り、更には
併設の車両整備工場のエリアにも足を運びました。うーむ、古き
良きものを大事に使っている感じが伝わってきます。

次は【CD03】観音駅です。以前に僕が訪れた時には「たい焼き」
を焼いて販売していることで有名でしたが、今は無く、その名残
を看板跡に残しているのみでした。

【CD03】観音駅
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・観音駅の、色褪せたたい焼きの看板
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観音駅前の踏切から外川方面を見ると、線路を取り囲む森の
トンネルのようなものが見えました。これは銚子電鉄名物との
ことです。晴れていることはありがたいのですが、日差しが
キツく、早くも持参の水筒の麦茶をMy息子に全て飲み干されて
しまいました。

・銚子電鉄名物の「緑のトンネル」
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ここから先、線路に沿う道がありませんでしたので、東の大通り
に迂回しました。キツ目の坂を越えて、【CD04】本銚子駅に
到着です。切り通しの中にある、静かな無人駅でした。瀟洒な
待合室が建っていました。

【CD04】本銚子駅
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・切通しのような地形にある本銚子駅
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ここから先も、引き続き線路沿いの道はありません。迂回して
住宅街の道を進みます。快走しているうちに、うっかり駅に入る
道を通り過ぎ、慌てて戻って到達したのが【CD05】笠上黒生駅
です。

・おっと、この砂利道が駅へのアプローチか。。。
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【CD05】笠上黒生駅
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駅名標に「髪毛黒生」と併記されていました。銚子電鉄では各駅
でネーミングライツを販売しており、地元の企業などが命名権を
取得しています。この駅は育毛剤の会社ですな。K分君が駅名に
あやかって記念撮影をしていました。僕も縁起を担いでおこう
かしら。

・「かみのけくろはえ」とは、実にシュールです。。。
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ここ、笠上黒生駅は、電車のすれ違いができるようになって
います。昔に訪問した時には、腕木信号機がありましたが、
既に色灯信号機に置き換わっています。

・当時の腕木信号機を操作する梃子が残っていました。
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引き続き、線路からちょっと離れた道路を少々走り【CD06】
西海鹿島駅に到着しました。一面一線の典型的な無人駅。畑と
住宅の境のような場所にありました。時刻は丁度12:00です。

【CD06】西海鹿島駅
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引き続き、日差しがキツく、暑いです。3人ともちょっと
バテ気味です。My息子、大丈夫かな? 途中、自動販売機を
見つけて水分補給をしたりして、次の【CD07】海鹿島駅に
到着しました。休憩時間を長めに取ることにしました。

・海鹿島駅手前。自販機での水分補給後、走り出すところ。
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【CD07】海鹿島駅
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この駅も無人駅ですが、大分古いながら立派な駅舎が建って
います。待合室には地元のおばあちゃんが一人座っていました。
周囲にはのんびりゆったりした空気が漂っていました。

・海鹿島駅は、関東最東端の駅なんですって。
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この先は、線路西側の通りに迂回して走りました。住宅街と
畑が広がる、のんびりとしたサイクリングを楽しみました。
駅間距離は銚子電鉄最長の1.1kmです、かつ迂回分もあります
ので、ちょっと長めの走行で、次の【CD08】君ヶ浜駅に到着
しました。

【CD08】君ヶ浜駅
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白い柱が4本立ち並ぶ一見瀟洒な駅ですが、以前に存在した
イタリア風ゲートの跡とのことです。(柱以外撤去済み)

・柱だけ残っていて、不思議な感じがします。
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駅前のベンチでK分君がおもむろにお昼寝を開始しました。
そう言えば、My息子もちょっとお疲れ気味の表情です。
聞いてみると、お腹が空いたとのこと。なるほどー。
時刻は12:25。そろそろ昼食を食べないとねー。
それじゃあ、ちょっと足を伸ばして犬吠埼に行ってみようか。

・お昼寝!
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銚子電鉄から一旦離脱し、東に走ります。ほどなく海岸通りに
出ました。急に視界が開け、素晴らしい海の眺めが広がりました。
一同、感嘆の声が出ます。先の方に犬吠埼灯台が見えました。

・おー、海に出た!
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・奥に見えるは、犬吠埼灯台。
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犬吠埼に到着。ここでは皆で犬吠埼灯台に上りました。20年
くらい前に訪問したことがあるのですが、あまり変わっておらず、
懐かしいです。螺旋階段を上って、目が回った記憶そのままに、
今回も目が回りました。

・犬吠埼灯台
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・灯台の上からは、絶景を堪能できます。
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・My息子、ちょっと腰が引けてる?!
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・併設の展示館にも入ってみました。これは灯火レンズ。
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灯台を下りた後、近くにあった食堂「あわび屋」に入りました。
いかにも海にある食堂、といった感じです。お刺身の定食を食べ
ました。観光客の大半が灯台側にある飲食店に入るようで、客が
まばらでしたが、食事をしているうちに、常連さんが出入り
しているようでした。

・あわび屋
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・お刺身の定食を食べました。美味。
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・サイクリング再開前の調整など。
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お腹がいっぱいになったところで、各駅巡りサイクリングを再開。
銚子電鉄の線路に戻り、【CD09】犬吠駅に到着です。銚子電鉄の
駅としては最も大きいです。有人改札あり、駅売店もあり。

【CD09】犬吠駅
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・犬吠駅のお土産屋横にある「まずえもん神社」。
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お土産などを物色したいところですが、ちょっと持ち時間が
心許ありませんので、とりあえず先を急ぐことにします。

少し走って、住宅街に入り、その住宅街の一部に溶け込んだ
ような終着駅【CD10】外川駅に到着しました。時刻は14:20。
これで銚子電鉄サイクリング各駅巡り達成です。My息子は
とても嬉しそうでした。

【CD10】外川駅
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・戸川駅内は、昔ながらの駅の佇まいでした。
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・ほどなく銚子電鉄が到着しました。
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さて、もう少々足を延ばし、近くにある「地球の丸く見える丘
展望館」に行くことにしました。その名の通り、丘の頂上に
ある展望台です。自転車には歯応えのある坂を上りました。
トレンクルの僕は内心ヒーヒー言いながら、My息子の前で余裕
の表情でペダルを漕いで上りました。My息子はBD-1の軽い
ギアで軽快に…とまではいかず、やはりかなり大変そうでした。
まだ激坂に慣れていないからねー。

・地球の丸く見える丘展望館にて、記念スタンプを押印
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山頂に到達し、展望館にやっと到着。エレベーターで上がり、
屋上の展望台に立ちました。何と良い景色! 銚子の要所を
眼下に望み、迫力のある太平洋も一望できます。My息子が興奮
して四方八方の景色を堪能しています。写真を撮ったり、有料
双眼鏡で景色を見たり。(双眼鏡はMy息子のお気に入り。。。)

・360°のパノラマに喜ぶMy息子。
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・My息子は、有料双眼鏡も大好きだったりします。
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一通り景色を堪能した後、建物外にある愛宕山一等三角点を
見学しました。おー、一等の名にに相応しく、これは立派な
三角点だ。なかなか良いものを見させてもらいました。

・重厚に設えられた、一等三角点。
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さて、BBBaseの復路発車時刻が迫っています。まだちょっと
走り足りない気分でしたが、My息子はそろそろ足がキツく
なってきた模様。かつ、銚子電鉄に乗ってみたい、とのリク
エストでしたので、銚子電鉄に乗車して帰ることにしました。
K分君は銚子駅まで戻るサイクリングを続行ということで、
ここで二手に分かれました。

My息子と僕の2人は自転車で外川駅まで走り、ここで自転車を
折り畳んで銚子電鉄に乗り込みました。ギリギリ、15:39発の
列車に間に合いました。My息子に乗車前に飲料を買っておくよう
お願いしていたのですが、何と買ってきた飲料は「ドクター
ペッパー」。うおっ、ヘビーなものを! 渇いた喉に、かなりの
美味だったわけですが。

・これにて本日のサイクリングは終了!
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乗った列車は「ピンクニュージンジャー号」と冠されており、
車内はピンク色の風船やぬいぐるみでデコレーションされていま
した。うーむむむ、、、銚子電鉄、ここまでやるか。。。
「岩下の新生姜」とのコラボ車両とのことです。

・ピンクニュージンジャー号
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・ド派手なデコレーションの車内。
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銚子電鉄は、会社存続のために色々と工夫をしているようです。
Youtubeで有名な、美人の車掌さんが乗務されていましたよ。
その車掌さんから、乗車券を購入しました。

・これまた珍しい、車内券。
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途中、電車内から、本銚子駅前の高架橋の上でカメラを構
えるK分君の姿を捕らえました。おー、K分君も速いです。
15:58銚子駅到着。無事にK分君とも落ち合いました。
銚子電鉄乗車のために折り畳んでいた自転車を展開しました。
BBBaseの改札の時刻になるまでの間に、お土産などを購入。
また、電車内で食べるための夕食を購入しようと、考えて
いたのですが、周囲に駅弁のようなものの販売はありません
でした。コンビニで適当に飲食物を購入し、BBBaseに乗り
込みました。16:59定刻通り出発。

・電光掲示板の表示が、ちょっとカッコイイですね。。。
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・帰りのBBBaseが入線してきました。
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帰りの列車の車内では、3人でコンビニのおにぎりやらパンやら
を食べつつ、本日のサイクリングの談議に花を咲かせました。
夕方~黄昏~夜の車窓も楽しむことができました。
BBBaseの旅は片道2時間半…往復で5時間。鉄道旅行としても
けっこうなボリュームで楽しむことができたような気がします。

両国着19:28。自転車を電車からそのまま下ろし、ここで
K分君とお別れしました。お疲れ様ー。

・無事に両国駅に到着!
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僕達は往路と同じく、東日本橋駅まで走り、ここで自転車を
折り畳んで、都営浅草線から直通で京急線糀谷駅まで戻りました。
帰宅時刻21時ちょっと過ぎ。My娘がちょうど就寝した時刻です。
物音を立てないよう、2人で家に入りました。

こんな感じのMy息子の輪行デビューでした。
本日はなかなか楽しいサイクリングでした。


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銚子電鉄サイクリング/BBBase乗車編 [サイクリング]

久しぶりにK分君と輪行サイクリングに行くことにしました。
前回の輪行サイクリングは一昨年夏の木次線でしたので、
一年半以上ぶりです。

何と、今回はMy息子も参加します。輪行サイクリングデビュー。
例によって、K分君と僕はトレンクルで、My息子はBD-1で走り
ます。行先は銚子です。銚子電鉄沿いに各駅に立ち寄り、全線
を走破する計画です。

今回は前々から気になっていた列車「BBBase」に乗車します。
「BBBase」は"Boso Bycicle Base"の略で、房総行きのサイク
リング用企画列車です。自転車をそのまま車内に持ち込める
ところが特徴です。BBBaseは両国発着で房総各地域に向けて
運行されています。本日5/15は銚子行き列車です。

・糀谷駅から早朝の京急線に乗り込みます。
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・自転車は輪行袋に入れて。
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起床時刻5:00。…何とMy息子はその前に起きていました。
一度目が覚めたら、楽しみ過ぎて眠さが無くなってしまったとの
ことです。自宅を5:30に出発です。自転車で京急の糀谷駅まで
走り、ここで自転車を折り畳んで電車に乗り込みます。都営
浅草線直通の列車で東日本橋駅まで行き、ここで自転車を展開
して両国まで走ります。

・両国橋にて
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・両国駅前の相撲の銅像前に集結!
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途中、両国橋にて向こう側の歩道に、トレンクルに跨ったK分君
が居るではありませんか! 橋向こうのスカイツリーの眺めを
堪能しているようです。少し走って、その先の待ち合わせの
両国駅にて合流しました。

・BBBase乗車場所を示す道路標示
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・専用の入口からプラットホームに向かいます。
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BBBaseの発車時刻が迫ると、続々とサイクリストが集まって
きています。駅前のサイクルベースで、レンタル自転車を借りて
走る人もかなりの人数居るようです。皆、カラフルなウェアを
着てカッコいい自転車に乗っており、我々は少々場違いな気も
してきました。が、まあ輪行歴から行くと、我々もかなりの
キャリアがありますが。

・おー、カッコイイ! BBBaseの車両!
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・車両横には自転車のペイントが。
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・乗車前に皆で記念撮影
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7:30に両国駅のBBBase専用のゲートが開きました。自転車を
そのまま手押しで転がして、プラットホームから列車に入り
ました。車内には座席の背面側に自転車ラックがあり、自転車を
立てかけて固定できるようになっていました。
おー、これは便利。

・プラットホーム上で押し歩き。何とも不思議な感覚。
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・車両の中に自転車固定ラックがあります。
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・ドロヨケ付きのK分君のトレンクルは、専用キャリヤで固定。
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定刻通り8:12に発車。早速朝食です。先立ってK分君が東京駅で
駅弁を仕入れてくれています。K分君は「牛肉どまんなか」、
My息子は「まぐろいくら弁当」、僕は「牛たん弁当」を食べ
ました。車窓を見ながらの駅弁は、美味しいですね。My息子も
一人前分の駅弁を食べて、何とも贅沢です。更に、皆で富山の
「ますのすし」も食べました。エナジーチャージ万全です。

・朝から駅弁勢揃い。
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・サイクリングに備えて、エナジーチャージ中。
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乗車時間は2時間半あります。車内を見て回ったり、車窓を眺め
たり、運転席後ろから前方の景色を見たり、地図を見て本日の
サイクリングの計画を練ったりして過ごしました。で、飽きる
暇もなく、列車は銚子に到着してしまいました。

・運転席後ろに張り付く、K分君とMy息子
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・地図を見て本日のサイクリングのルート検討中。
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10:40頃に銚子着。いやー、面白かった。大満足。。。いやいや、
これからがサイクリング本番です。BBBaseから自転車とともに
降りると、観光案内所の方などが、お出迎えで歓迎して下さい
ました。My息子は年齢が低いからか、色々な人に話しかけられて
いました。さて、既に自転車は走れる状態です。多少の調整を
行って、さあ、いよいよサイクリングに出発です。

・銚子駅に到着。プラットホームを押し進みます。
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・銚子駅では、沢山のサイクリストが準備中です。
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銚子電鉄に沿って自転車で走り、各駅に立ち寄ります。線路は
10駅6.4kmです。距離は短いですが、自転車で行く場合は迂回が
多く、また地形的に多少の起伏もありますので、それなりに面白
いことになるのではないでしょうか。

・お、専用の記念撮影セットがあった!
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・サイクリング前の集合写真
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「各駅巡り編」に続く。

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