飯田線鉄道旅行 後編 (下山ダッシュ編) [旅行・遠出]
My息子と鉄道旅行中。JR飯田線を訪問しています。旅の前半
飯田線屈指の秘境駅、小和田駅で途中下車をしました。最寄り
の自動車が通れる道までの往復(ほぼ登山)を行い、無事に続行
の列車に乗り込んでいます。
・小和田駅に、無事に続行の列車が来ました。
・先ほどの秘境駅弁当の続きを車内で食べています。
飯田線の秘境区間は続きます。天竜川沿いの車窓を眺めつつ、
為栗、田本、金野、千代などの猛者レベルの秘境駅が次々と
現れます。各駅、僅かな停車時間で、My息子は窓越しに
これらの駅をじっくり眺めて、感心していました。
やがて列車は秘境区間を抜け、天竜峡駅に到着しました。
以降、南北に長い伊那盆地を、天竜川の河岸段丘地形に
沿って飯田線は走ります。天竜峡駅発14:17、次のターゲット
は14:34着予定の下山村駅です。
・天竜峡駅にて。天竜川川下りで有名です。
飯田線旅行後半のイベントは「下山ダッシュ」となります。
飯田線は天竜川の河岸段丘を走っていますが、天竜川の支流
が本流に注ぐ箇所では、支流に対して飯田線は長い鉄橋が
架けられず、支流を上流まで遡ってから、短い鉄橋で渡って
天竜川まで復帰する…という回りくどいルートがいくつか
存在します。通称、Ωカーブ。
飯田線の列車がΩの大回りルートに沿って走っているスキに、
一旦降車して短辺を足で走ることにより、一度降りた列車に
先の駅で再び乗ることができる…という遊びがあります。
中でも有名なのが、下山村駅~伊那上郷駅の区間で
行われる、通称「下山ダッシュ」です。その筋では有名で、
初出は「究極超人あ~る」のOVAと言われています。
※クリックで拡大表示(別Window)
徒歩による距離は約2km程度ですが、高低差は70m超えの
登りで、それなりにヘビーな道のりと言えます。対する
電車は、Ωの途中にある飯田駅で3分停車があり、これを
加味して、持ち時間は20分間となります。いざ、勝負!
・下山村駅到着前に、車内でアップを始めます。
定刻通り、下山村駅着。下車する前に、車内でMy息子と
準備体操をしていたところ、車掌さんが「電車と競争します
か?」と声を掛けて下さいました。先立って車内で切符確認
&下車印の押印を行い、駅到着時に乗降ドアの開閉ボタンを
押して下さり、いち早く送り出して下さいました。1分でも
惜しいので、大変ありがたいです。
・下山村駅に到着。
・下山村駅全景。一面一線の停留所です。
インターネット検索などで先達の体験談などを読んで研究
していますが、この挑戦の成否は、体力勝負以外にコース
取りにあると判断しました。事前に走る道を決めておき、
実際に走るときには間違えないようにすることが重要です。
周辺は、まっすぐな道を北上するだけ、といった単純な道路
にはなっていないため、重要です。
・まずは平坦な住宅街をダッシュ!
まずは平坦な道を走って、住宅地を抜けます。やがて国道に
出て、天竜川の支流、松川を渡りました。ここまで調子が
良かったのですが、更に支流の野底川沿いの北上で、道の
勾配がキツくなってきました。こ、これは厳しい。My息子も
息が上がってきたようです。
・国道151号線沿いに走ります。
・野底川沿いの道は登り勾配です。
距離的には2/3ほど来ましたが、勾配が最も厳しい箇所に
差し掛かり、足が上がりません。ペースを下げ、しかし
ながら一定ペースを保つよう注意して走りました。
・最も勾配がキツそうな場所。足が上がらないよー。
無心で走っているうちに、伊那上郷駅に到着。結果としては、
掛かった時間は17分でした。持ち時間を3分残して、無事に
下山ダッシュに成功しました。My息子は本日2回目のガッツ
ポーズを決めています。
・伊那上郷駅に到着!
・ガッツポーズを決めるMy息子。
ほどなくして、先ほど下山村駅で降車した列車がやってき
ました。乗り込むと、先ほどの車掌さんが「お疲れ様でした」
と、笑って迎えて下さいました。タイムリープをしたような、
何とも不思議な感覚です。
・先ほど降りた列車が、やって来ました。
嬉しそうな、My息子、実に満足そうです。こんな子供じみた
挑戦を、My息子と一緒に楽しめる日が来るとは、夢にも思い
ませんでした。僕的にも満足です。
以降は、飯田線に揺られて、伊那の景色をのんびり眺める
安堵の旅となります。やや、消化試合の感はあるのですが、
本日は小和田での登山、下山ダッシュと、体力を酷使して
いますので、あとはユルく行きましょうか。My息子は、
じっくりと車窓を眺めているようです。特に、天竜川を
挟んだ対岸の地形などを、興味深く見ているようでした。
単線の飯田線はすれ違いのため、しばしば長い停車があり
ます。伊那大島駅で8分間の停車、大沢信号所で4分間の停車
など。停車中、車内がシーンと静まり返ります。僕達は2両
編成の後ろの車両に乗っているのですが、気が付くと客は
僕達を含めて3人になっていました。
・伊那大島の長時間停車中に、記念撮影。
駒ヶ根駅着16:13。途中下車しました。ちょっと早いですが、
夕食がてら、地元の名物でも食べていこう、ということで。
駅至近にある食事処「水車」に入りました。お店の前には
何本もの幟が立てられており、なかなかインパクトのある
店構えです。
・駒ヶ根駅前にて
・駅前で異彩を放っているお店「水車」
お店は、常連客の飲み会と思われる5人くらいの団体が2組
あり、賑やかでした。僕達2人のみ、ちょっと部外者感があり
ました。まあ、日曜夕方に観光客はあまり居ないですかねー。
ソースカツ丼、盛り蕎麦をそれぞれ1人前ずつ注文し、My息子
と2人で分けて食べました。ソースカツ丼は、味もボリューム
も抜群で、正に駒ヶ根名物といった貫禄です。盛り蕎麦は
十割蕎麦とのことで、香りと歯応えが抜群でした。2人とも
大満足です。
・ソースカツ丼、ボリューム満点!
・盛り蕎麦(十割蕎麦)
食後、お店を出ると、すっかり暗くなっていました。駅前
スーパーに入り、お土産を物色したのですが、ピンと来る
ものが無く、My息子がマスカットキャンディを買ったのみ
でした。名物のざざ虫、蜂の子などの瓶詰がありましたが、
これらには挑戦せず。。。(苦笑)
駒ヶ根駅発17:25の飯田線に乗りました。車両は中央線カラー
の210系電車でした。早くも飯田線の旅が終わってしまった
感が漂います。電車は暗い景色の中をひた走ります。車内は
相変わらず静まり返っており、夜汽車のような趣があります。
18:19に飯田線の最後の駅、辰野駅に到着しました。これで
正真正銘飯田線の旅が終わりました。
・岡谷駅に到着
列車はそのまま、その先中央線に乗り入れます。18:31に、
岡谷駅に到着しました。岡谷駅から特急列車に乗って帰り
ます。少々時間がありましたので、特急列車内で飲食する
ために買い物を、と思い、小雨の降る駅前を一周してみた
のですが、開いているお店は一軒も無く、暗い駅周囲。
…何も無い。orz…
・岡谷駅で駅スタンプを捺すMy息子。
唯一、岡谷駅内に無人売店があり、電子マネー決済のみで
スナック菓子などを購入できるようになっていました。
酒類は無し。orz… これはリサーチ不足でした。
・特急あずさ54号に乗り込みます。
18:56発の特急あずさに乗り込みました。5分と経たずに、
車内販売がやって来ました。これはありがたい。エビスビール
を購入しました。My息子はジュースで。本日の旅の成功を
祝って、2人で乾杯しました。
・カンパーイ!
あずさで2時間以上揺られ、新宿駅に21:14に到着。新宿駅
は人で激混みでした。先ほどの、飯田線の夜の旅の静けさ
とのギャップに、仰天します。
目当ての山手線に上手く乗り継げず、その後の接続も悪か
ったため、帰宅が遅くなってしまい、時刻は22:25でした。
本日は、早朝から夜遅くまで、かなり強行な鉄道旅行でし
たが、無事に成功で終えることができ、良かったです。
My息子も、大変満足そうでした。
(おわり)
飯田線屈指の秘境駅、小和田駅で途中下車をしました。最寄り
の自動車が通れる道までの往復(ほぼ登山)を行い、無事に続行
の列車に乗り込んでいます。
・小和田駅に、無事に続行の列車が来ました。
・先ほどの秘境駅弁当の続きを車内で食べています。
飯田線の秘境区間は続きます。天竜川沿いの車窓を眺めつつ、
為栗、田本、金野、千代などの猛者レベルの秘境駅が次々と
現れます。各駅、僅かな停車時間で、My息子は窓越しに
これらの駅をじっくり眺めて、感心していました。
やがて列車は秘境区間を抜け、天竜峡駅に到着しました。
以降、南北に長い伊那盆地を、天竜川の河岸段丘地形に
沿って飯田線は走ります。天竜峡駅発14:17、次のターゲット
は14:34着予定の下山村駅です。
・天竜峡駅にて。天竜川川下りで有名です。
飯田線旅行後半のイベントは「下山ダッシュ」となります。
飯田線は天竜川の河岸段丘を走っていますが、天竜川の支流
が本流に注ぐ箇所では、支流に対して飯田線は長い鉄橋が
架けられず、支流を上流まで遡ってから、短い鉄橋で渡って
天竜川まで復帰する…という回りくどいルートがいくつか
存在します。通称、Ωカーブ。
飯田線の列車がΩの大回りルートに沿って走っているスキに、
一旦降車して短辺を足で走ることにより、一度降りた列車に
先の駅で再び乗ることができる…という遊びがあります。
中でも有名なのが、下山村駅~伊那上郷駅の区間で
行われる、通称「下山ダッシュ」です。その筋では有名で、
初出は「究極超人あ~る」のOVAと言われています。
※クリックで拡大表示(別Window)
徒歩による距離は約2km程度ですが、高低差は70m超えの
登りで、それなりにヘビーな道のりと言えます。対する
電車は、Ωの途中にある飯田駅で3分停車があり、これを
加味して、持ち時間は20分間となります。いざ、勝負!
・下山村駅到着前に、車内でアップを始めます。
定刻通り、下山村駅着。下車する前に、車内でMy息子と
準備体操をしていたところ、車掌さんが「電車と競争します
か?」と声を掛けて下さいました。先立って車内で切符確認
&下車印の押印を行い、駅到着時に乗降ドアの開閉ボタンを
押して下さり、いち早く送り出して下さいました。1分でも
惜しいので、大変ありがたいです。
・下山村駅に到着。
・下山村駅全景。一面一線の停留所です。
インターネット検索などで先達の体験談などを読んで研究
していますが、この挑戦の成否は、体力勝負以外にコース
取りにあると判断しました。事前に走る道を決めておき、
実際に走るときには間違えないようにすることが重要です。
周辺は、まっすぐな道を北上するだけ、といった単純な道路
にはなっていないため、重要です。
・まずは平坦な住宅街をダッシュ!
まずは平坦な道を走って、住宅地を抜けます。やがて国道に
出て、天竜川の支流、松川を渡りました。ここまで調子が
良かったのですが、更に支流の野底川沿いの北上で、道の
勾配がキツくなってきました。こ、これは厳しい。My息子も
息が上がってきたようです。
・国道151号線沿いに走ります。
・野底川沿いの道は登り勾配です。
距離的には2/3ほど来ましたが、勾配が最も厳しい箇所に
差し掛かり、足が上がりません。ペースを下げ、しかし
ながら一定ペースを保つよう注意して走りました。
・最も勾配がキツそうな場所。足が上がらないよー。
無心で走っているうちに、伊那上郷駅に到着。結果としては、
掛かった時間は17分でした。持ち時間を3分残して、無事に
下山ダッシュに成功しました。My息子は本日2回目のガッツ
ポーズを決めています。
・伊那上郷駅に到着!
・ガッツポーズを決めるMy息子。
ほどなくして、先ほど下山村駅で降車した列車がやってき
ました。乗り込むと、先ほどの車掌さんが「お疲れ様でした」
と、笑って迎えて下さいました。タイムリープをしたような、
何とも不思議な感覚です。
・先ほど降りた列車が、やって来ました。
嬉しそうな、My息子、実に満足そうです。こんな子供じみた
挑戦を、My息子と一緒に楽しめる日が来るとは、夢にも思い
ませんでした。僕的にも満足です。
以降は、飯田線に揺られて、伊那の景色をのんびり眺める
安堵の旅となります。やや、消化試合の感はあるのですが、
本日は小和田での登山、下山ダッシュと、体力を酷使して
いますので、あとはユルく行きましょうか。My息子は、
じっくりと車窓を眺めているようです。特に、天竜川を
挟んだ対岸の地形などを、興味深く見ているようでした。
単線の飯田線はすれ違いのため、しばしば長い停車があり
ます。伊那大島駅で8分間の停車、大沢信号所で4分間の停車
など。停車中、車内がシーンと静まり返ります。僕達は2両
編成の後ろの車両に乗っているのですが、気が付くと客は
僕達を含めて3人になっていました。
・伊那大島の長時間停車中に、記念撮影。
駒ヶ根駅着16:13。途中下車しました。ちょっと早いですが、
夕食がてら、地元の名物でも食べていこう、ということで。
駅至近にある食事処「水車」に入りました。お店の前には
何本もの幟が立てられており、なかなかインパクトのある
店構えです。
・駒ヶ根駅前にて
・駅前で異彩を放っているお店「水車」
お店は、常連客の飲み会と思われる5人くらいの団体が2組
あり、賑やかでした。僕達2人のみ、ちょっと部外者感があり
ました。まあ、日曜夕方に観光客はあまり居ないですかねー。
ソースカツ丼、盛り蕎麦をそれぞれ1人前ずつ注文し、My息子
と2人で分けて食べました。ソースカツ丼は、味もボリューム
も抜群で、正に駒ヶ根名物といった貫禄です。盛り蕎麦は
十割蕎麦とのことで、香りと歯応えが抜群でした。2人とも
大満足です。
・ソースカツ丼、ボリューム満点!
・盛り蕎麦(十割蕎麦)
食後、お店を出ると、すっかり暗くなっていました。駅前
スーパーに入り、お土産を物色したのですが、ピンと来る
ものが無く、My息子がマスカットキャンディを買ったのみ
でした。名物のざざ虫、蜂の子などの瓶詰がありましたが、
これらには挑戦せず。。。(苦笑)
駒ヶ根駅発17:25の飯田線に乗りました。車両は中央線カラー
の210系電車でした。早くも飯田線の旅が終わってしまった
感が漂います。電車は暗い景色の中をひた走ります。車内は
相変わらず静まり返っており、夜汽車のような趣があります。
18:19に飯田線の最後の駅、辰野駅に到着しました。これで
正真正銘飯田線の旅が終わりました。
・岡谷駅に到着
列車はそのまま、その先中央線に乗り入れます。18:31に、
岡谷駅に到着しました。岡谷駅から特急列車に乗って帰り
ます。少々時間がありましたので、特急列車内で飲食する
ために買い物を、と思い、小雨の降る駅前を一周してみた
のですが、開いているお店は一軒も無く、暗い駅周囲。
…何も無い。orz…
・岡谷駅で駅スタンプを捺すMy息子。
唯一、岡谷駅内に無人売店があり、電子マネー決済のみで
スナック菓子などを購入できるようになっていました。
酒類は無し。orz… これはリサーチ不足でした。
・特急あずさ54号に乗り込みます。
18:56発の特急あずさに乗り込みました。5分と経たずに、
車内販売がやって来ました。これはありがたい。エビスビール
を購入しました。My息子はジュースで。本日の旅の成功を
祝って、2人で乾杯しました。
・カンパーイ!
あずさで2時間以上揺られ、新宿駅に21:14に到着。新宿駅
は人で激混みでした。先ほどの、飯田線の夜の旅の静けさ
とのギャップに、仰天します。
目当ての山手線に上手く乗り継げず、その後の接続も悪か
ったため、帰宅が遅くなってしまい、時刻は22:25でした。
本日は、早朝から夜遅くまで、かなり強行な鉄道旅行でし
たが、無事に成功で終えることができ、良かったです。
My息子も、大変満足そうでした。
(おわり)
飯田線鉄道旅行 前編 (秘境駅小和田編) [旅行・遠出]
本日、My息子と2人で鉄道旅行に行きます。My息子の塾の
成績が目標に達したご褒美ということで。先立ってMy息子に
行先のリクエストを訊いたところ、「飯田線に乗りたい」
とのこと。むむー、ピンポイントに通好みな線を。。。
飯田線はJR東海の長大ローカル線です。豊橋駅~辰野駅まで
の195.7km、起終点を含め94駅あります。僕は過去に何度か
飯田線に乗ったことがあり、少なからず思い入れがあります。
今回はあらかじめ、My息子に計画を立てさせております。
時刻表やらネット情報やらを使って、それなりの情報を得て
計画を立てたようです。My息子が、飯田線内で行いたいこと
は下記の通り。
・小和田駅で下車する(秘境駅探訪)
・下山村駅~伊那上郷駅の区間を走る(下山ダッシュ)
うむ、なかなかセンスの良い計画ですな。(苦笑)
当日。起床時刻4:15。My息子は今日の鉄道旅行が楽しみ
過ぎて、早々に目が覚めてから、もう眠れなくなって
そのまま起床したとのこと。イキナリ寝不足かー。。。
5:15に自宅を出発し、糀谷駅発5:32の京急線で品川駅に到着。
本日の乗車券を購入した後、駅弁などを購入し、新幹線
ホームへ。品川発6:28のひかり632号に乗り込み、定刻通り
発車しました。
・まだ暗い早朝の糀谷駅
・本日は速達のひかり号を使用(豊橋駅で撮影)
早速、先ほど購入した駅弁を食べます。僕はオーソドックスに
「幕の内弁当」、My息子は「出汁巻き玉子と黒毛和牛しぐれ煮
弁当」です。肉好きのMy息子、喜んで食べています。と、車内
販売が来ました。My息子はすかさず自分の財布を取り出し、
自腹でカップアイスを買いました。買ったばかりの冷凍状態
では、プラスチックのスプーンでは歯が立たない固さ。…という
点も名物のようです。
・牛肉の弁当に喜ぶMy息子。贅沢ー。
車窓を見ると、天候はあまり良くなさそうです。空は厚い雲
で覆われています。途中、富士川を鉄橋で渡るとき、右手に
富士山が見えたものの、山頂には雲が掛かっていました。
飯田線内では、雨が降らないと良いのですが。
・富士川を渡る時に見えた富士山。天候悪い?
豊橋着7:48。このひかり号、のぞみ号並に速く、とても便利
ですねー。新幹線改札内の待合室内のお弁当屋さんを見た
ところ「飯田線秘境駅弁当」が売られていました。何故新幹線
改札内に?…速攻で購入。これは飯田線内のどこかで昼食に
食べよう。
JR改札内に入り、飯田線ホームに行きました。8:04発の豊川
行きの列車は見送り、次の天竜峡行きに乗り込みました。
8:11発。いよいよ飯田線の旅が始まります。My息子はよほど
嬉しいらしく、運転席の後ろの窓に張り付いて、前方の景色
を見ています。
・いよいよ飯田線の旅だー。
・名物の稲荷寿司も買い込んでいたりしてー。朝おやつに。
新城駅や三河東郷駅などで、数分間の停車時間がありました。
都度、My息子は列車から外に出て、構内配線や駅舎をチェック
しています。研究熱心ですねー。
・駅での停車時。車内からヒョッコリと顔を出すMy息子。
本日My息子は、しばしばスマホでSNSをしているようでした。
聞くところによると、小学校の友達同士のグループで情報
交換しているようで、他の友達もそれぞれ違う場所を旅行して
いるとのことでした。My息子は、飯田線のことを情報発信して
いるようで、楽しそうです。
10:22、中部天竜駅に到着。20分間の停車時間があります。
気分転換に駅前に出てみました。降車した人も乗車した人も
ゼロ人。駅に併設されていた「佐久間レールパーク」は閉園
して長らく経っており、駅周囲は寂れた雰囲気でした。
・中部天竜駅前にて。人の気配がありません。
電車に乗り込み、先に進みます。佐久間駅を過ぎ、長い
峯トンネルで抜け、天竜川沿いから水窪川沿いに移ります。
城西駅を過ぎたところで、飯田線名物の長いS字鉄橋、通称
「渡らずの鉄橋」に差し掛かりました。先頭車の運転席後ろ
は鉄道愛好家に押さえられていましたので、最後尾の車両
に移って、後ろ向きに鉄橋を渡るシーンを見ました。
・第六水窪川橋梁、全長401mのS字橋で、飯田線最長!
水窪駅を過ぎ、飯田線最長の大原トンネルで天竜川沿いに
戻り、いよいよ秘境区間に入ります。まず最初の、大嵐駅。
そして次の駅がターゲットの小和田駅です。定刻通り11:17着。
豊橋から3時間以上乗って、やっと到着しました。次の列車は
13:19発ですので、持ち時間は2時間ほどです。
・小和田駅にて。3時間乗った列車を見送ります。
・駅名標の前で記念撮影。恋成就駅のご利益はあるか?
いやはや、久しぶり。。。他に降車する客は無く、乗車客も
居らず。電車が去った後は静寂あるのみで、秘境感抜群です。
至近の天竜川の川中に静岡、長野、愛知の三県を分ける国境
があります。かねてより、My息子には、小和田駅の周囲には
人家が無く、最寄りの車が通れる道路まで到達するには、
登山レベルの徒歩が必要…と脅しておりました。
・うはー、相変わらず、古い駅舎だなぁ。。。
・駅舎を出ると、いきなり急坂になっています。
で、My息子はすっかり興味を持ったようで、最寄りの車が
通れる道路まで歩く、と言っています。うむ、かなり大変な
道のりであることを僕は既に知っています。小学5年生に
歩けるかな? とりあえず行けるところまで行きますか。
※クリックで拡大表示(別Window)
駅前の道を下り、「愛の椅子」(小和田雅子様ブーム時の遺構)
や廃屋を横目に見つつ、天竜川沿いに歩き始めます。目の前
に野ウサギが2匹見えました。駅前なのにワイルド!
・駅前にはいくつかの廃屋があります。
周囲は天竜川の渓谷の景色なのですが、川面あたりに目を
やると、堆砂やシルトの河川敷ができており、川の水も灰色
に濁っていました。この辺りの地質的に由来するようです。
・天竜川は、灰色に濁っていました。
10分ほどで、知る人ぞ知る、高瀬橋への分岐点に到達。
「高瀬橋方面通行止め」の看板が設置されていました。
高瀬橋は落橋して久しいですが、未だ行こうとする人が居る
のでしょうか。更に歩くと、右手に大きな家が見えました。
かつて小和田駅周辺に住んでいた最後の方の家です。今では
空き家になっており、立ち入り禁止のロープが厳重に張られ
ていました。
・高瀬橋方面への分岐点(左奥に行く道、通行止め)
その先、土砂崩れにより歩道のルートが付け替えになって
いました。一旦、下を流れる天竜川の支流の沢と同じレベル
まで下り、再び登り返すようになっていました。疲れるよー。
時刻は11:40です。
・土砂崩れによるルート付け替えで、一旦急坂を下ります。
天竜川の支流の沢を渡る部分に、赤い歩道橋が架けられて
います。高さがそれなりにあり、スリリングです。その先、
足を踏み外すと滑落するような箇所が現れました。My息子
には慎重に歩くよう、注意を促しました。小学生には、
ちょっと危険だったかなぁ。そんなわけで、なかなか歩速が
上がりません。
・歩行者用の橋。ちょっとヘロヘロしているところが不安。
やがて、天竜川沿いの道が、尾根沿いの直登ルートに変わり
ます。崖のような危険な箇所は減りますが、勾配がキツく、
体力が削られます。2人とも汗だくになってしまいました。
山の中を黙々と歩き、つづら折れ、倒木、歩道コンクリの
破損など、様々な難所を越えました。
・見事(?)な倒木!
・つづら折れの登山道
うんざりしてきた頃、ようやく前方上部にガードレールが
見えてきました。最後の力をふり絞り、車道に到達。
「やったー、到着だー!」と言いつつ、My息子がガッツ
ポーズをしています。余程嬉しかったのでしょう。時刻は
12:05、駅から45分の道のりでした。
・あ! ガードレールが見えた!
林道のような道にガードレールがあり、その切れ目にある
登山道に対して、「小和田駅」を示す看板が立てられていま
した。2002年の夏、僕は飯田線に沿って各駅に立ち寄る
サイクリングをしたことがあり、この場所に来たことがある
のですが、当時、駅を示す看板などは皆無で、この道が果た
して駅に通じる道なのかどうか、不安に思ったものです。
現在では秘境駅ブームもあり、どこかの団体が整備したの
でしょう。
・秘境駅小和田に至る道であることを示す標識あり。
・【2002年9月】標識も何もないガードレールの切れ目に、
自転車を持って進入。※写っているのは、同行のK分君。
ほどなく、雨が降ってきました。何とー。更に近くにある
塩沢集落方面を散策しようとも考えていたのですが、雨が
強まると、下りの山道歩きに大いに差し支えると判断し、
早々に小和田駅に戻ることにしました。
元来た道を戻ります。帰りは基本下りなのでラクかと思い
きや、さにあらず。勾配がキツいため、慎重に下らないと
転倒事故を起こしてしまいます。やはりタップリ時間を掛け
て歩くこととなりました。
幸運にも、先ほどの雨は一過的だったようで、途中で雨は
上がりました。良かったです。少々余裕ができたので、鉄塔
付近にある三角点を見に行きました。My息子が地図を見な
がら探し、見付けました。お見事。ここは前回のサイクリング
の時に、K分君と訪れた三角点です。
・このあたり(赤丸)に三角点あり。
・My息子、見事に三角点を発見しました。
・【2002年9月】20年前は、眺望が良く、良く整備されていた
三角点だったようです。※写っているのは、同行のK分君。
尾根をどんどん下ります。やがて天竜川が見えてきました。
往路で渡った赤い橋を再び渡りました。あともう少しです。
・復路の渡橋は、My息子が先に歩きました。
時刻は12:55。小和田駅に無事に到着しました。先ほどの車道
から掛かった時間は、往路と同じ45分でした。次の電車まで、
20分くらい時間がありますので、ここでお昼ごはん。駅舎内
のベンチに座って食べました。
豊橋駅で購入した「秘境駅弁当」です。名前は軽いセンス
ですが、内容はなかなか美味しく、侮れません。9個に仕切
られた松花堂弁当の形となっており、様々な料理が入って
います。My息子も、美味しいと言って喜んでいました。
全てを食べ終わるまでの持ち時間はありませんでしたので、
続きは飯田線車内で食べることにしました。
・飯田線秘境駅弁当。なかなかの実力派です。
定刻通り13:19発の列車がやってきました。ほっと一安心。。。
運休などで秘境駅に取り残されたりしたら、為す術があり
ませんので。かくして、飯田線旅行の前半の目的である、
秘境駅の探索は無事に完了しました。
(後編に続く)
成績が目標に達したご褒美ということで。先立ってMy息子に
行先のリクエストを訊いたところ、「飯田線に乗りたい」
とのこと。むむー、ピンポイントに通好みな線を。。。
飯田線はJR東海の長大ローカル線です。豊橋駅~辰野駅まで
の195.7km、起終点を含め94駅あります。僕は過去に何度か
飯田線に乗ったことがあり、少なからず思い入れがあります。
今回はあらかじめ、My息子に計画を立てさせております。
時刻表やらネット情報やらを使って、それなりの情報を得て
計画を立てたようです。My息子が、飯田線内で行いたいこと
は下記の通り。
・小和田駅で下車する(秘境駅探訪)
・下山村駅~伊那上郷駅の区間を走る(下山ダッシュ)
うむ、なかなかセンスの良い計画ですな。(苦笑)
当日。起床時刻4:15。My息子は今日の鉄道旅行が楽しみ
過ぎて、早々に目が覚めてから、もう眠れなくなって
そのまま起床したとのこと。イキナリ寝不足かー。。。
5:15に自宅を出発し、糀谷駅発5:32の京急線で品川駅に到着。
本日の乗車券を購入した後、駅弁などを購入し、新幹線
ホームへ。品川発6:28のひかり632号に乗り込み、定刻通り
発車しました。
・まだ暗い早朝の糀谷駅
・本日は速達のひかり号を使用(豊橋駅で撮影)
早速、先ほど購入した駅弁を食べます。僕はオーソドックスに
「幕の内弁当」、My息子は「出汁巻き玉子と黒毛和牛しぐれ煮
弁当」です。肉好きのMy息子、喜んで食べています。と、車内
販売が来ました。My息子はすかさず自分の財布を取り出し、
自腹でカップアイスを買いました。買ったばかりの冷凍状態
では、プラスチックのスプーンでは歯が立たない固さ。…という
点も名物のようです。
・牛肉の弁当に喜ぶMy息子。贅沢ー。
車窓を見ると、天候はあまり良くなさそうです。空は厚い雲
で覆われています。途中、富士川を鉄橋で渡るとき、右手に
富士山が見えたものの、山頂には雲が掛かっていました。
飯田線内では、雨が降らないと良いのですが。
・富士川を渡る時に見えた富士山。天候悪い?
豊橋着7:48。このひかり号、のぞみ号並に速く、とても便利
ですねー。新幹線改札内の待合室内のお弁当屋さんを見た
ところ「飯田線秘境駅弁当」が売られていました。何故新幹線
改札内に?…速攻で購入。これは飯田線内のどこかで昼食に
食べよう。
JR改札内に入り、飯田線ホームに行きました。8:04発の豊川
行きの列車は見送り、次の天竜峡行きに乗り込みました。
8:11発。いよいよ飯田線の旅が始まります。My息子はよほど
嬉しいらしく、運転席の後ろの窓に張り付いて、前方の景色
を見ています。
・いよいよ飯田線の旅だー。
・名物の稲荷寿司も買い込んでいたりしてー。朝おやつに。
新城駅や三河東郷駅などで、数分間の停車時間がありました。
都度、My息子は列車から外に出て、構内配線や駅舎をチェック
しています。研究熱心ですねー。
・駅での停車時。車内からヒョッコリと顔を出すMy息子。
本日My息子は、しばしばスマホでSNSをしているようでした。
聞くところによると、小学校の友達同士のグループで情報
交換しているようで、他の友達もそれぞれ違う場所を旅行して
いるとのことでした。My息子は、飯田線のことを情報発信して
いるようで、楽しそうです。
10:22、中部天竜駅に到着。20分間の停車時間があります。
気分転換に駅前に出てみました。降車した人も乗車した人も
ゼロ人。駅に併設されていた「佐久間レールパーク」は閉園
して長らく経っており、駅周囲は寂れた雰囲気でした。
・中部天竜駅前にて。人の気配がありません。
電車に乗り込み、先に進みます。佐久間駅を過ぎ、長い
峯トンネルで抜け、天竜川沿いから水窪川沿いに移ります。
城西駅を過ぎたところで、飯田線名物の長いS字鉄橋、通称
「渡らずの鉄橋」に差し掛かりました。先頭車の運転席後ろ
は鉄道愛好家に押さえられていましたので、最後尾の車両
に移って、後ろ向きに鉄橋を渡るシーンを見ました。
・第六水窪川橋梁、全長401mのS字橋で、飯田線最長!
水窪駅を過ぎ、飯田線最長の大原トンネルで天竜川沿いに
戻り、いよいよ秘境区間に入ります。まず最初の、大嵐駅。
そして次の駅がターゲットの小和田駅です。定刻通り11:17着。
豊橋から3時間以上乗って、やっと到着しました。次の列車は
13:19発ですので、持ち時間は2時間ほどです。
・小和田駅にて。3時間乗った列車を見送ります。
・駅名標の前で記念撮影。恋成就駅のご利益はあるか?
いやはや、久しぶり。。。他に降車する客は無く、乗車客も
居らず。電車が去った後は静寂あるのみで、秘境感抜群です。
至近の天竜川の川中に静岡、長野、愛知の三県を分ける国境
があります。かねてより、My息子には、小和田駅の周囲には
人家が無く、最寄りの車が通れる道路まで到達するには、
登山レベルの徒歩が必要…と脅しておりました。
・うはー、相変わらず、古い駅舎だなぁ。。。
・駅舎を出ると、いきなり急坂になっています。
で、My息子はすっかり興味を持ったようで、最寄りの車が
通れる道路まで歩く、と言っています。うむ、かなり大変な
道のりであることを僕は既に知っています。小学5年生に
歩けるかな? とりあえず行けるところまで行きますか。
※クリックで拡大表示(別Window)
駅前の道を下り、「愛の椅子」(小和田雅子様ブーム時の遺構)
や廃屋を横目に見つつ、天竜川沿いに歩き始めます。目の前
に野ウサギが2匹見えました。駅前なのにワイルド!
・駅前にはいくつかの廃屋があります。
周囲は天竜川の渓谷の景色なのですが、川面あたりに目を
やると、堆砂やシルトの河川敷ができており、川の水も灰色
に濁っていました。この辺りの地質的に由来するようです。
・天竜川は、灰色に濁っていました。
10分ほどで、知る人ぞ知る、高瀬橋への分岐点に到達。
「高瀬橋方面通行止め」の看板が設置されていました。
高瀬橋は落橋して久しいですが、未だ行こうとする人が居る
のでしょうか。更に歩くと、右手に大きな家が見えました。
かつて小和田駅周辺に住んでいた最後の方の家です。今では
空き家になっており、立ち入り禁止のロープが厳重に張られ
ていました。
・高瀬橋方面への分岐点(左奥に行く道、通行止め)
その先、土砂崩れにより歩道のルートが付け替えになって
いました。一旦、下を流れる天竜川の支流の沢と同じレベル
まで下り、再び登り返すようになっていました。疲れるよー。
時刻は11:40です。
・土砂崩れによるルート付け替えで、一旦急坂を下ります。
天竜川の支流の沢を渡る部分に、赤い歩道橋が架けられて
います。高さがそれなりにあり、スリリングです。その先、
足を踏み外すと滑落するような箇所が現れました。My息子
には慎重に歩くよう、注意を促しました。小学生には、
ちょっと危険だったかなぁ。そんなわけで、なかなか歩速が
上がりません。
・歩行者用の橋。ちょっとヘロヘロしているところが不安。
やがて、天竜川沿いの道が、尾根沿いの直登ルートに変わり
ます。崖のような危険な箇所は減りますが、勾配がキツく、
体力が削られます。2人とも汗だくになってしまいました。
山の中を黙々と歩き、つづら折れ、倒木、歩道コンクリの
破損など、様々な難所を越えました。
・見事(?)な倒木!
・つづら折れの登山道
うんざりしてきた頃、ようやく前方上部にガードレールが
見えてきました。最後の力をふり絞り、車道に到達。
「やったー、到着だー!」と言いつつ、My息子がガッツ
ポーズをしています。余程嬉しかったのでしょう。時刻は
12:05、駅から45分の道のりでした。
・あ! ガードレールが見えた!
林道のような道にガードレールがあり、その切れ目にある
登山道に対して、「小和田駅」を示す看板が立てられていま
した。2002年の夏、僕は飯田線に沿って各駅に立ち寄る
サイクリングをしたことがあり、この場所に来たことがある
のですが、当時、駅を示す看板などは皆無で、この道が果た
して駅に通じる道なのかどうか、不安に思ったものです。
現在では秘境駅ブームもあり、どこかの団体が整備したの
でしょう。
・秘境駅小和田に至る道であることを示す標識あり。
・【2002年9月】標識も何もないガードレールの切れ目に、
自転車を持って進入。※写っているのは、同行のK分君。
ほどなく、雨が降ってきました。何とー。更に近くにある
塩沢集落方面を散策しようとも考えていたのですが、雨が
強まると、下りの山道歩きに大いに差し支えると判断し、
早々に小和田駅に戻ることにしました。
元来た道を戻ります。帰りは基本下りなのでラクかと思い
きや、さにあらず。勾配がキツいため、慎重に下らないと
転倒事故を起こしてしまいます。やはりタップリ時間を掛け
て歩くこととなりました。
幸運にも、先ほどの雨は一過的だったようで、途中で雨は
上がりました。良かったです。少々余裕ができたので、鉄塔
付近にある三角点を見に行きました。My息子が地図を見な
がら探し、見付けました。お見事。ここは前回のサイクリング
の時に、K分君と訪れた三角点です。
・このあたり(赤丸)に三角点あり。
・My息子、見事に三角点を発見しました。
・【2002年9月】20年前は、眺望が良く、良く整備されていた
三角点だったようです。※写っているのは、同行のK分君。
尾根をどんどん下ります。やがて天竜川が見えてきました。
往路で渡った赤い橋を再び渡りました。あともう少しです。
・復路の渡橋は、My息子が先に歩きました。
時刻は12:55。小和田駅に無事に到着しました。先ほどの車道
から掛かった時間は、往路と同じ45分でした。次の電車まで、
20分くらい時間がありますので、ここでお昼ごはん。駅舎内
のベンチに座って食べました。
豊橋駅で購入した「秘境駅弁当」です。名前は軽いセンス
ですが、内容はなかなか美味しく、侮れません。9個に仕切
られた松花堂弁当の形となっており、様々な料理が入って
います。My息子も、美味しいと言って喜んでいました。
全てを食べ終わるまでの持ち時間はありませんでしたので、
続きは飯田線車内で食べることにしました。
・飯田線秘境駅弁当。なかなかの実力派です。
定刻通り13:19発の列車がやってきました。ほっと一安心。。。
運休などで秘境駅に取り残されたりしたら、為す術があり
ませんので。かくして、飯田線旅行の前半の目的である、
秘境駅の探索は無事に完了しました。
(後編に続く)