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「たま リバー50キロ」サイクリング (後編) [サイクリング]

※地図クリックで原寸大表示

■サイクリング前半:糀谷→調布
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■サイクリング後半:府中→日向和田
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「たま リバー50キロ」サイクリング 」の後編です。場所は
昭島市。時刻は10:30。福島第五児童公園近くで大休憩を
とっていましたが、ほどなく出発しました。多摩大橋を
くぐった先に、JR八高線の鉄橋が見えました。

「八高線列車衝突事故」(1945) の説明看板がありました。
堤防脇に二対の錆びた車輪が展示されていました。鉄橋の上
で列車が正面衝突したとのことで、その時の衝突車両と
思われる車輪が鉄橋付近から発見されたとの説明でした。

・錆びた車輪を見学するMy息子
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多摩川を更に遡上します。多摩川の景色は、普段見慣れた
下流の景色ではなく、流れに緩急があり、周囲の緑が目に
眩しく、自然の中を流れる中流…といった趣です。

・中流の趣の多摩川
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拝島橋をくぐり先に進むと、のどかな緑の景色の中に入り、
ほどなく福生市に入りました。サイクリングロードは多摩川
緑地福生南公園の中を走ります。睦橋をくぐり、少し進むと
JR五日市線が見えました。堤防脇には「多摩川左岸海から
50km」のキロポストがありました。My息子が俄然やる気を
出してきました。今日はタフですなー。

・福生市に入りました。
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・50キロポストだ!
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多摩橋、永田橋を過ぎて暫く進むと、多摩川の川幅がいよいよ
狭くなってきました。と言っても、下流の見慣れた多摩川に
比べて…ということになりますが。福生市から羽村市になり
ました。

・多摩川堤防のサイクリングコースを、ひた走ります。
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羽村大橋をくぐると、サイクリングコースのゴールが見えて
きました。時刻は11:35、遂に羽村堰下橋に到着しました。
サイクリングロードには、「たまリバー50km」終点である
53kmの表示がありました。My息子、大喜びです。よく頑張り
ましたなー。お疲れ様ー。

・ゴールの羽村堰下橋に到着!!
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・53kmのゴールを示す道路表示です。
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さて、正気に戻ると「たまリバー50km」の終点は、何とも
歯切れの悪い場所にあります。羽村取水堰はこの先あと少し
のところにあり、この場所は唐突な終点と言えます。案内板
の類も見当たりません。まあ、これは始点の大師橋近くの
表示にも言えることなのですが。

・羽村堰下橋の上にて、記念撮影
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・奥に羽村取水堰が見えています。
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とりあえず羽村堰下橋を渡って、あきる野市にも一瞬足を
踏み入れました。橋を一往復して戻ったところで、更に
少々上流側に進み、羽村取水堰に到着しました。ここに
「たまリバー50km」の説明看板がありました。ここまで
来るとゴールした実感が湧いてきます。

・「たまリバー50km」の説明看板
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・迫力のある羽村取水堰
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説明によると、羽村取水堰は、その名の通り多摩川に堰を
設けて、玉川上水路への導水、村山・山口貯水池や小作
浄水場への導水の役割を果たしているとのこと。ぱっと見
の構造的には、玉川上水路への導水がわかりやすいです
かねー。My息子に説明したところ、興味深く見ていました。

・玉川上水路
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時刻は11:55。本日のサイクリングはこれにて終了ー。
羽村駅から輪行で帰宅する、という計画だったのですが、
と思ったら、My息子が「まだ先に行く!」と主張しています。
未だスタミナが残っているようで、多摩川の更に上流を見て
みたいとのことです。うーむ。

まあ、この先どこでリタイアしても、青梅線で帰ることが
できますので、行ってみましょうかー。実際のところ、
この先が本日のサイクリングの真骨頂でした。

とりあえずそろそろお昼ご飯時です。少々走ってみたの
ですが、周囲に飲食店などが見つかりません。コンビニ
が見つかりましたので、お弁当の類を買うことにしました。
と言いつつ、My息子が選んだのは「つけ麺」、
僕は「混ぜそば」です。

更には、My息子は、これ見よがしに、期間限定のコディバ
のフラッペ(?)を買ってほしいと懇願しています。
コディバ、、、だと?! 450円。高ぇ。。。激甘のパパ、
買ってあげることに。見るとMy息子は、自転車のボトル
ケージにコディバのフラッペを装着し、飲みながら走って
いるし。かなりコッテリしているようだけれど、大丈夫か?

・フラッペをボトルケージに装着
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昼食を食べられるような公園等が見付かりません。いっその
こと多摩川の河原に下りようとも思ったのですが、地形が
険しくて河原に下りられる気がしません。上流の様相を
呈してきています。

小作取水堰の小作堰管理橋で多摩川右岸に渡りました。本日、
初めて多摩川右岸を走りました。国道411号線を少々走り、
多摩川橋を渡って左岸に復帰しました。橋を渡ったところに
ちょっとした公園のようなスペースがありましたので、ここ
で昼食を食べました。レジャーシートを敷いて、My息子と
2人で並んで昼食です。

・昼食に「つけ麺」と「混ぜそば」を食べました。
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傍目に滑稽な光景。ですが、食事中、近くを通る人は誰一人
居ませんでした。満腹になったところで、時刻は12:50。
サイクリング再開です。

・さあ、サイクリング再開。多摩川橋にて。
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・凄い激坂を手押しで登りました。
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松本神社横の激坂を上り、奥多摩街道に到達しました。ここ
からはしばし多摩川から離れ、JR青梅線近くに沿って走り
ました。市街地を3.5kmほど走って、東青梅駅に到着しました。
日差しが強く、暑いです。所持している水分が底を尽いて
いますので、駅前のコンビニでスポーツドリンクやお茶を
買い、補給しました。時刻は13:15です。

・青梅線が走ってきました。
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更に1.5kmほど走ると、青梅駅に到着しました。遥々遠くまで
来た感が湧いてきました。さすがにMy息子が疲れた頃かと
思ったのですが、意外にも「更に先に進む」とのことです。

・青梅駅。遥々ここまでやってきました。
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ここから先は、関東平野が終わり、多摩川の削った山の中腹
地形になります。勾配がキツくなってきました。国道411号線
に沿って進むと、宮ノ平駅が見えました。山間の小駅のような
趣です。

左手に山、右手に谷を見るダイナミックな風景の中を進み、
次の日向和田駅に到着しました。近くにある神代橋まで走り
ました。

・神代橋まで来ました。
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・遠くまで来た記念に一枚
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多摩川はすっかり上流の様相を呈しています。V字谷
を渡る神代橋は、川面からの高さがあり、スリリングです。
My息子的には、普段家の近くで見る河口付近の多摩川が、
この場所ではこんな山の渓流になっていることに驚いて
いるようでした。

・すっかり谷の様相になっています。
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・遥か低い川面を写真に収めています。
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時刻は13:45。時刻的にも、また体力的にも、ここが本日の
サイクリング終了地点となります。My息子も、満足して納得
した感じです。

帰路です。神代橋至近にあるお饅頭屋さんで、へそ饅頭を
購入しました。奥多摩名物とのことで。

・へそまんじゅう総本舗
https://www.omekanko.gr.jp/spot/07801/

・お饅頭屋さんの前にて。
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お土産に一箱購入したところ、出来立てアツアツのお饅頭を
1個ずつサービスで頂戴しました。おー、これは実に美味しい
ですね。是非出来立てで食べるべきお饅頭と思いました。

日向和田駅に戻りました。ここで自転車を降ります。自宅
からの走行距離は、丁度70kmでした。My息子、昨年の
平塚サイクリングの距離(65km)を超えて、ちょっと嬉し
そうです。

・日向和田駅
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・本日ここまでの走行距離は70kmでした。
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駅の横で自転車を折り畳み、14:15発の青梅線に乗りました。
青梅駅で青梅特快に乗り継ぎ、立川駅着14:58。15:15発の
南武線快速に乗り、川崎着16時頃の到着。朝から8時間以上
掛けてサイクリングした距離を、電車で1時間45分程度の
時間で戻ってきました。

余談ですが、川崎駅改札出場時。交通系ICカードの残高
不足で、清算したところお財布の残金が僅かに240円でした。
あ、危ない。。。

さて、もうひと頑張り。川崎駅から自宅まで2kmほど、自転車
を漕いで帰りました。多摩川を六郷橋で渡ったわけですが、
My息子の一言「多摩川の川幅、広いねー」…ということで。

・本日最後の多摩川渡河となる六郷橋
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急に、僕の漕いでいるトレンクルの後輪に違和感を感じ
ました。ガタガタし始めて、後輪がブレる感じ。うはっ、
マズい、、、これはハブかベアリングか玉押しあたりに
異常発生か?! 騙し騙し走って、何とか帰宅できました。
診断、修理はまた後日に。。。

こんな感じの多摩川上流サイクリングでした。帰宅後、My
息子は、早くも「多摩川の更に上流にも自転車で行って
みたい」と息まいています。目指すは奥多摩湖、とのこと
です。これはまた、ヘヴィなサイクリングになりそう
だなぁ。。。

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「たま リバー50キロ」サイクリング (前編) [サイクリング]

※地図クリックで原寸大表示

■サイクリング前半:糀谷→調布
tamariver2.jpg

■サイクリング後半:府中→日向和田
tamariver1.jpg

本日、My息子のリクエストにより長距離サイクリング。
My息子は、昨年秋にパパと2人で自宅~平塚までの長距離
サイクリングをしましたが、今年もそれに匹敵する大冒険が
したいとのことでした。昨年よりも長い距離を走るぞー、
と息まいています。

・昨年秋の平塚サイクリング
https://highbusy.blog.ss-blog.jp/2021-11-20

さて、自宅から気軽に長距離のサイクリングができるコース
と言えば、やはり、多摩川サイクリングコースでしょうね。
いつかはMy息子と2人で行きたいと思っていました。

・「たま リバー50キロ」
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/kiban/tamariver/

東京都都市整備局が定める公式コース。大田区~羽村市
までを結ぶ53kmのサイクリングコースです。多摩川を上流に
向けて走り、終点の羽村取水堰を目指します。今回もMy息子
はBD-1、僕はトレンクルでのサイクリングです。走れるだけ
走って、帰りは電車を使って戻るという作戦です。

・サイクリング出発前の準備体操
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・「たま リバー50キロ」の起点側にある案内看板
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起床時刻5:00。自転車周りの支度をしていたところ、
My息子が5:30に起きてきました。6:00に出発。まずは
余分走行になりますが、わざわざ大師橋の近くまで行き、
「たま リバー50キロ」の起点に行きます。近くの公園
横にサイクリングコース説明の看板はあるものの、真の起点
には、道路に正方形の表示がプリントされているだけという、
アッサリしたものでした。まあ、とにかく、起点に立って
からスタート、ということで。

・サイクリングロードにプリントされている距離票
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・ここからが、真のスタート!
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多摩川左岸堤防を走ります。早朝は気持ちが良いですね。
天気も良く風も強くなく、なかなかのサイクリング日和です。
ほどなく時刻は6:30。堤防に多くの人が立っており、ラジオ
体操としていました。河川敷の方にも体操をしている人多数。
六郷橋の下を走り、その先の多摩川大橋を抜け、ガス橋を
過ぎ、横須賀線と新幹線の鉄橋をぐぐります。今までMy息子
も何度か走った、勝手知ったるコースです。

・海から10kmの多摩川左岸キロポスト
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丸子橋を左手に見つつ進み、少々一般道を走って東急線の
下を抜け、多摩堤通り脇の道をどんどん進みます。割と
良いペースです。大田区から世田谷区に入りました。時刻は
7:00。陽当りが良くなってきて、自転車を漕いでいると
暑さを感じてきます。2人ともボトルケージにはスポーツ
ドリンクを入れて凍らせたサイクルボトルが装着されて
います。ですが、既にかなり溶けており、ガブガブ飲んで
いるうちに、早くも半分くらいの量になってしまっています。

第三京浜をくぐって、その先の二子玉川公園でお手洗い
休憩。ついでにMy息子はアスレチック遊具で少し遊んで
いました。お、余裕だねー。ほどなく、二子玉川駅に到着
しました。ちょっと早めのペースだったかな、と思いきや、
My息子は全く疲れていない様子でした。頼もしいですね。

・アスレチック遊具で遊ぶMy息子
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時刻は7:30。ここで朝食にします。サイクリングの朝の定番、
朝マックです。2人とも、期間限定の月見マフィンを食べ
ました。定番のソーセージエッグマフィンよりも豪華…
なのかな? エネルギーをチャージして、8:00にサイクリング
再開です。

・朝マックでエナジーチャージ
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すぐに多摩川至近に復帰します。河川敷の道に、5~10人隊列
で若い男女がジョギングをしていました。高校や大学の部活
の練習と思われます。そう言えばここまで、早朝ということ
もあり、堤防をジョギングする人が多かったように思います。
ここから先の時刻は、サイクリストが増えてきて自転車の
往来が多くなってきています。一層、気を付けないと。

・陽が昇って暑くなってきました。ちょっと休憩。
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・海から20kmの多摩川左岸キロポスト
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多摩川に合流する、野川を兵庫橋で渡り、河川敷の二子玉川
緑地を抜け、堤防の道を暫く走ります。世田谷区から、
狛江市に入りました。東名高速をくぐり、少し走ると小田急
線の鉄橋が見えてきました。その先ほどなくして多摩川水道橋
に到達です。時刻は8:45です。My息子のこれまでの多摩川
サイクリングの最遠点です。My息子はとても嬉しそう。

・狛江市に入り、サイクリングロードが快適になりました。
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・多摩川水道橋に到着です。
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・前回、多摩川水道橋に到達した時のサイクリング
https://highbusy.blog.ss-blog.jp/2020-10-04-1

さあ、未知なる領域に入りました。堤防のコースを快適に
入ります。狛江市のサイクリングコースの整備は、なかなか
良いと思いました。暫く走ると、調布市に入りました。ここで
サイクリングコースのテイストがちょっと変わりました。
道路の表示とか標識とか。その自治体の色が出るのかしら?

京王相模原線をくぐり、多摩川原橋の下を抜け、更に走ると、
府中市になりました。ここからは歩行者・自転車用道路の
名前が「府中多摩川かぜの道」となります。良い名前ですね。
北多摩一号水門を渡って、直後の稲城大橋の下を抜けました。
堤防を気持ち良く走っているうちに是政橋を過ぎ、南武線の
鉄橋をくぐり、更に暫く走ると関戸橋、京王線本線鉄橋、
さらに先の四谷橋を過ぎたところで、長かった府中市が
終わり、国立市に入りました。

・海から30kmの多摩川左岸キロポスト
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・南武線の鉄橋
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石田大橋、中央自動車道をくぐり、その先の万願寺渡船場跡
あたりでサイクリングコースが突如右折を示し、市街地っぽい
方向に向かいます。多摩川堤防を直接進むルートではなく、
コの字型で迂回しているようです。

・海から35kmのキロポスト。水分補給~。
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・唐突に直角に曲がるサイクリングコース
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この区間は一般道を通行することになるので、注意が必要です。
道路脇には木々が植えられており、やや暗い雰囲気でした。
迂回後、根川貝殻坂橋を渡って、多摩川河川敷に復帰。
国立市から、立川市に入りました。

・根川貝殻坂橋を渡って、多摩川に復帰
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・「たまリバー50キロ」の38km表示。
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多摩都市モノレールをくぐった後、多摩川に合流する残堀川
を残堀遊歩橋で渡り、先に進むと中央線の鉄橋が見えてきま
した。おー、遂にこんなところまで来たとは! 中央線を
越えて暫く走ったわけですが、これはもう八王子の北に居る
ことになりますね。うーむ、感慨深い。

・多摩都市モノレールが見えてきました。
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・中央線の鉄橋を臨む
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少々走り、堤防沿いの福島第五児童公園で大休憩。
あ、暑い。。。所持していた飲料が全て無くなりました
ので、ここで自販機で飲料購入。冷え冷えのジュースを
飲んで、My息子は喜んでいました。

・やっと自販機を見つけたー。(実は探していました)
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「たま リバー50キロ」の距離としては、標識的にはこの
時点で40kmを超えています。あと少しでゴール…と思い
きや、実は本日のサイクリングとしては、ようやく前半戦
終了、といった感じとなります。


(後編に続く)

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